
カード名:不屈のファイター
クラス:ニュートラル
タイプ:なし
スタッツ:コスト2 攻撃力2/体力2
効果:【エンハンス4】これは+3/+3する。
評価(構築戦):5点(10点中) ※2pickは考慮外
カードパック:ベーシック(最初から入手済み)
レアリティ:ブロンズ
CV:松岡禎丞 イラストレーター:tricky胡坐
フレーバーテキスト
【進化前】
争いだらけの世界で、頼れるものは自分の力だけだ。
勝利も伝説も、全て俺だけが手にしてやろう。
【進化後】
争いのない世界こそ、俺の切り開きたかった未来だ。
頼るのは自分だけ。敵も憎しみも、全て俺が引き受ける。
評価(構築戦)
長所
やはり、エンハンス4でスタッツが5/5になる点は魅力的でしょう。
先行4ターン目の5/5が強いのはもちろん、エクストラPPを使って後攻3ターン目に出すのも強いです。2コスでも4コスでも使えるという柔軟性もよいです。
もちろん、2コスト2/2としても使える点も優秀です。
第3弾環境では、スペルウィッチやクレストビショップが後3T・先4Tエンハンスファイター(5/5)を取るのが難しいというのもあって、少し注目を集めています。
※最速エンハンスファイターのターンでは、ウィッチのストームブラストで5点出ることはほぼありません。また、ビショップのセイクリッドインジェクションは4点しか出ないので、エンハンスファイターが刺さるというわけです。
短所
最速エンハンスファイター以外に魅力的な場面がないです。
特に試合後半では、このカードを投げる意味がどんどん無くなっていくため、手札で腐る場面が多いです。
また、ロイヤルの「ワルツ」で簡単に取られてしまうのも欠点です。
採用デッキ
盤面を取られている状態でこのカードを出しても、すぐに処理されてしまいます。
そのため、序盤の盤面勝負が強く、後攻3ターン目・先行4ターン目にやりたいことがあまりないデッキにおいて、真価を発揮します。
特に、人形ネメシスや、疾走系のランプ(マゼルベイン)ドラゴンに採用されることが多いです。
※ドラゴンに採用されるのは、「オルカサーファー」で盤面を取れる点や、後2TのexPP「竜の掲示」からの後3Tでエンハンスファイターを出せる点が優秀だからです。また、「マゼルベイン」を搭載することで、ファイターが後半手札で腐るという弱点を克服できてます。
また、ネタデッキにおいては、「真実の研究施設」でいくらコストを上げてもエンハンス4で打てるという仕様から、ファイターを手札で育成してクソデカスタッツのエンハンスファイターを出すタイプの真実ウィッチのキーカードとしても活躍しています。
(注:普通の真実ウィッチには採用されません。また、当然ですが、ファイターが疾走を持っているわけではないので、処理されないことを祈る必要があります💧)
総評
スペルウィッチとクレストビショップが強い第3弾環境において、最速エンハンスファイターはけっこう強いです。
ただし、後半になると腐るカードではあるため、採用デッキはあまりありません。
歴史
もともと旧シャドバにも「ファイター」というベーシックカードがありましたが、ただの2コスト2/2ということで、すぐに上位互換が出回る悲しき事態が起きました。
そこで、ビヨンドではエンハンス4で5/5になるという強化をもらい、一定の役割をこなせるようになりました。
ちなみに、旧シャドバには「ゴリアテ」というただの4コスト3/4もいましたが、あちらもビヨンドになって強化をもらっています。
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