遊び方(初めての方はコチラ!)

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 このページでは、シャドウバースワールズビヨンド(Shadowverse: Worlds Beyond)の遊び方をわかりやすく解説します!
 カードゲームを全くやったことない方でも理解しやすいように作ったので、初心者の方はまずはこのページから見るのがオススメです。

はじめに

 カードゲームをやったことのない方のよくある心配事として、「カードの名前や効果を覚えられない(気がする)」というものがあります。しかし、いざやり始めるとわかるのですが、なんと、やっていくうちに勝手に脳が覚えていってくれるのです。ですので、カードゲームは少しとっつきにくいと思っている方も、とりあえずやってみてほしいなと思っています…!

 また、今作は「エース」というキャラクターがゲームガイドをしてくれるのですが、その説明が非常にわかりやすく、カードバトルの基本要素から、気になるデッキの使い方・戦い方まで、丁寧に教えてくれます。さらに、プラクティスモードでも、(AIのリアルタイムな判断による)エースのアドバイスを受けながら、実践的に戦い方を学ぶことができます。ですので、カードゲーム初心者の方でも安心して始められる作品になっています!

どんなゲーム?

 シャドウバースワールズビヨンドは、演出やグラフィックの良さにこだわった、1vs1のオンラインカードゲームです。
  コスト(=PP)を払ってカードを使い、進化や超進化を活かして有利な盤面を作り、最終的に相手リーダーの体力を0にすれば勝利です。
 バトルはターン制で進行します。相手のターン中は何もしなくてよいため、スキマ時間でゆったり遊べるのがこのゲームの魅力の一つです。
 デッキは自分で作ることができます。一つや二つであれば、コツコツ続けていくことで無課金でも十分に強いデッキを作ることが可能です。そのため、リセマラは必要ありません。
 また、メインコンテンツであるランクマッチ、フリーマッチの他にも、ストーリーモードや、AIアドバイス付きのプラティクスモード、メタバース空間のシャドバパークなど、楽しめる要素がたくさんあります。

シャドバパークって何?

 シャドバパークは、自分のアバターを自由にカスタマイズして、その姿で友達や世界中の人たちとコミュニケーション対戦ミニゲームなどを楽しめる仮想空間(メタバース空間)です。

 この「遊び方」ページでは、メインコンテンツであるカードバトルの説明を中心にするので、シャドバパークの詳しい内容については、「シャドバパーク」のページで説明します。

ダウンロード方法

 基本プレイは無料です(アプリ内課金はあり)。
 iPhone・iPadならApp Store、androidならGoogle playストア、PCならsteamEPIC GAMES storeで入手することができます。PCの場合、steamならsteam、EPIC GAMESならEPIC GAMESをインストールしておかないと遊べないので注意してください。

 なお、事前登録キャンペーンは既に目標の50万人を達成しており、この報酬は事前登録していないユーザーでも全て受け取ることができます

まずはチュートリアル!

 百聞は一見に如かず。文章を読むより実際にプレイした方が、すぐにゲームに慣れると思います。まずはチュートリアルをやってみましょう!

クラスとデッキ作成

 デッキを作るとき、まずはリーダーのクラスを選択します。
 リーダーのクラスは全部で7種類(ネメシス、エルフ、ロイヤル、ウィッチ、ドラゴン、ナイトメア※1、ビショップ)あり、それによって使えるカードが違います。カードにはこれら7種類のクラスの他に、全てのリーダーが使用可能な「ニュートラル」クラスがあります。デッキ作成で使えるカードは、ニュートラルクラスのカードと自分のクラスのカードです。例えば、リーダーで「ネメシス」を選んだ場合、デッキ作成で使えるカードは「ニュートラル」クラスと「ネメシス」クラスのカードです。
※1:旧シャドバでは「ネクロマンサー」と「ヴァンパイア」がありましたが、それら二つが統合されて「ナイトメア」になりました。2025/06/13現在、「復讐」や「狂乱」などのヴァンパイアギミックを使ったカードは確認されていません。
デッキの枚数は40枚で、同名のカードは3枚まで入れることができます。
 コツコツ続けていくことで、一つや二つであれば無課金でも十分強いデッキを作れます。カードの入手手段については、詳しくはこちらのページを見てください。

バトル画面

 上の画像がバトル中の画面です。ここでは重要なものを簡単に説明します。
①画面下部中央にあるのが自分のリーダー、上部中央にあるのが相手のリーダーです。
 赤い盾の中にある数字はリーダーの体力で、初期値は20です。相手リーダーの体力を0以下まで削った方のプレイヤーが勝利し、自分のリーダーの体力が0以下になってしまった方のプレイヤーが敗北します※2
※2:同時に体力が0になった場合、そのターンだった人が敗北します。つまり、自傷した方が敗北します。 黄色の円と紫の円は、進化・超進化に使うのポイント(EP・SEP)を表しています。詳しくは「進化・超進化」の項で解説します。
 また、自分のリーダーから各方向にスワイプ(ドラッグ)すると、対戦相手にエモートを送ることができます(1ターンに3回まで)。
②手前にあるのが自分の手札、奥にあるのが相手の手札です。手札の上限枚数は9枚です1
③下半分が自分の場(=盤面)、上半分が相手の場(=盤面)です。場の上限枚数は5枚です2
 場に並んだフォロワー(攻撃力・体力を持つカード)は、場に出た次のターンから相手のフォロワーまたはリーダーを攻撃できます。どのように有利な盤面をつくり、どうやって相手のリーダーを削っていくかが、このゲーム最大の駆け引きといえます。
④画面右中央の青色のボタンは、ターン終了ボタンです。
 その周囲の青いリングは、自分の残りターン時間を表しています。一ターンの制限時間は、先行4ターン目までは60秒、後攻4ターン目(進化可能ターン)以降は75秒です3
⑤ターン終了ボタンの下の緑色の所は、自分のPPを示しています。これは次の「コストとPPについて」で詳しく説明します。
⑥左端にあるこのボタンでは、バトルログを確認することができます。
⑦左上にあるこのボタンからは、各種設定やバトルのリタイアを行うことができます。
 設定については、「おすすめ設定」のページで詳しく説明します。

コストとPPについて

 コストとPPはほとんど同じ概念です。
 すべてのカードには、左上の緑色の円に表示されている「コスト」があります。これはいわば、「カードの値段」のようなもので、コストを払うことでカードをプレイ4することができます。
 ターン終了ボタンの下に表示されているのは、自分の「PP」です。これはいわば、「自分のお金」のようなもので、払ったコストの分だけ、自分のPPが消費されます。

 使えるPPはターン毎に増えていきます。1ターン目は1PP、2ターン目は2PP、……といった感じです。 そのため、試合の後半になるほど、強力なカードや多くのカードをプレイできるようになります。 なお、使わなかったPPを次のターンに持ち越すことはできません。

 また、後攻には「エクストラPP」というものがあり(先行にはありません)、1~5ターン目の間に一回、6ターン目以降にもう一回、任意のタイミングで使えるPPを1増やすことができます。1~5ターン目の間に一回も使わなかった場合、それは6ターン目以降に持ち越されないので、必ず1~5ターン目の間にエクストラPPを使うようにしましょう。

基本ルール(ゲームの流れ)

 バトルが開始してからのゲームの流れをざっくりと説明していきます。

 まず初めに、先行か後攻かがランダムで決まります
 その後、上の画像のように、自分のデッキの中からランダムに4枚のカードが提示されます5。これは「マリガン」といって、最初の手札を決めることができます。必要なものは残し、要らないものは返しましょう。どのカードを残せばいいのかわからない方は、デッキ解説ページを参考にしてみてください。

 マリガンが終わると、先行1ターン目が始まります。ターンは「先行1ターン目→後攻1ターン目→先行2ターン目→後攻2ターン目……」といった具合で進んでいきます。

 自分のターン開始時に、自分のPPは最大値(=PPの分母)が1増えて全回復し、デッキからカードを1枚引きます6基本的には、「現在のターン数と同じ数のPPを使える」という認識で問題ないです。1ターン目なら1PP、5ターン目なら5PP使うことができます。ただし例外として、後攻のエクストラPPや、ドラゴンクラスのPPブーストがあります。

 後攻4ターン目以降は「進化」が、後攻6ターン目以降「超進化」が使えるようになります。進化・超進化については後述します。

 どちらかのリーダーの体力が0以下になった時点で勝敗が決まります。また、稀ではありますが、残りデッキ枚数が0枚の状態でカードを引くと、死神みたいなカードを引いて敗北します(通称:デッキアウト)。

カードの種類(フォロワー、スペル、アミュレット)

 カードには「フォロワー」「スペル」「アミュレット」の3種類があります。

 メインとなるのは、攻撃力と体力をもつ「フォロワー」です。 フォロワーは盤面(=場)に出るカードであり、相手のリーダーか相手のフォロワーを攻撃することができます。フォロワーが攻撃できるのは、基本的に場に出た次のターンからです。

【Tips】例外として、「突進」「疾走」があります。「突進」を持つフォロワーは、場に出たターンでも相手のフォロワーを攻撃できます(リーダーに攻撃できるのは次のターンから)。「疾走」は、「突進」の上位互換であり、場に出たターンでも相手のフォロワーまたはリーダーを攻撃することができます。また、進化または超進化をすると、フォロワーには「突進」が付与されるため、そのターン中に盤面を処理することができます。
【Tips】場にいるフォロワーが攻撃可能かどうかは、カードの周囲が光ってるかどうかで判断できます。カードの周囲が光ってない場合は攻撃不能黄色く光っている場合はフォロワーにのみ攻撃可能青く光っている場合はフォロワーにもリーダーにも攻撃可能です。

 フォロワーがリーダーを攻撃すると、リーダーの体力はそのフォロワーの攻撃力分だけ減ります。フォロワー同士が交戦すると、どちらのフォロワーの体力も、相手の攻撃力分だけ減ります。その結果体力が0以下になった場合、そのフォロワーは破壊されます(破壊されると場からいなくなります)。
 例えば、攻撃力1/体力2 のフォロワーA(ゴブリンなど)と 攻撃力1/体力1 のフォロワーB(フェアリーなど)が交戦した場合、フォロワーAのスタッツ(攻撃力と体力のこと)は 攻撃力1/体力1 となり、フォロワーBは破壊されます(体力が0になるため)。

【Tips】このようなトレードは、フォロワーAの側からみて「有利トレード」となります。有利トレードが常に正しいプレイングとは限りません7が、有利トレードで有利な盤面を作ることは、このゲームの基礎的なプレイングの一つです。

 スペルは、場に出るカードではなく、効果が発動したら手札からなくなります

 アミュレットは、場に出るカードですが、攻撃力や体力はありません。
 アミュレットには、カードによって、ターン経過で進む「カウントダウン」能力や、任意のタイミングで働く「アクト」能力があります。

進化・超進化

 フォロワーを「進化」、または「超進化」させることによって、そのフォロワーを強化することができます。基本的に進化も超進化も、1試合につきそれぞれ2回ずつしか使えません。そのため、どこで進化や超進化を切るかが、このゲームの勝利へのカギとなります。
 進化にはEP(黄色のポイント)超進化にはSEP(紫色のポイント)を使います。先行・後攻ともに2ポイントずつ8あり、一ターンに一回だけ、EPまたはSEPを使ってフォロワーを進化または超進化させることができます。
 EPによる進化は後攻4ターン目以降SEPによる超進化は後攻6ターン目以降できるようになります9
 進化・超進化の操作方法は二つあります。一つ目は、場にいる進化・超進化させたいフォロワーをタップ(クリック)し、「進化」または「超進化」のボタンを押す方法です。二つ目は、リーダー上部の黄色の円または紫色の円から、場のフォロワーへドラッグ&ドロップする方法です。どちらの方法でもOKです。
 フォロワーを「進化」させると、スタッツ(攻撃力と体力)が+2/+2され、「突進」を持ちます(場に出たターンでも相手のフォロワーを攻撃できるようになります)。進化時能力を持っている場合は、進化時能力も働きます。

 フォロワーを「超進化」させると、スタッツ(攻撃力と体力)が+3/+3され、「突進」を持つほか、自分のターン中ダメージを受けなくなり、さらに自分のターン中能力によって破壊もされなくなります。つまり、ほとんどのフォロワーを無傷で処理できるということです。そしてオマケに、超進化したフォロワーで相手フォロワーを攻撃して倒すと、相手のリーダーに1ダメージ入ります。進化時能力と同様、超進化時能力を持っている場合は、超進化時能力も働きます。そしてなんと、進化時能力は超進化した時も働きます。公式が発表した上の画像の、赤色の波線の部分にそう書いてありました。

キーワード能力

 カードには様々なキーワード能力があります。キーワード能力は黄色の文字で書かれており、タップまたはクリックでその説明が見れるので、初心者でも安心して遊ぶことができます。
 ここでは、基本的なものを見ていきましょう(すべて見たい方はこちら)。

プレイのコツ(デッキタイプ)

 プレイのコツについては別ページで詳しく取り上げていますが、ここでは最も重要なコツを一つだけ解説します。

 それは、自分のデッキの「デッキタイプ」「勝ち筋」を知ることです。
 このゲームには、「フォロワーを攻撃するか or リーダーを攻撃するか」「進化や超進化を使うか or 温存するか」「特定のカードを使うか or 温存するか」など、判断すべきことがたくさんあります。その判断のための軸として、「自分のデッキは何ターン目くらいにどのようにして勝つのか」を知ることは、非常に重要です。

 例えば、自分が盤面展開を押し付けて8ターン目くらいに勝つデッキ(=ミッドレンジデッキ)の場合、進化や超進化をいつまでも温存しておくのはもったいないでしょう。逆に、自分が何らかの準備をして1ターンで一気に20点以上出すデッキ(=OTKデッキ)の場合、必要のない限り進化や超進化は使わなくてよいでしょう。他の例でいうと、自分が序盤からどんどんフォロワーを投げて6ターン目くらいに勝つデッキ(=アグロデッキ)の場合、後半にもつれ込んで相手が強い動きをする前に試合を終わらせるために、ある程度の盤面は無視してリーダーを攻撃し続けた方がよいでしょう。
 このように、まずは自分のデッキの特徴を知ることが大切です。環境デッキの特徴は、このサイトでも詳しく解説しています。

 そして、相手のデッキの特徴も覚えてしまえば、より適切な判断ができるようになります。相手がOTKデッキなら、相手がOTKしてくる前に急いで勝ち切ればよいですし、相手がアグロデッキなら、ひたすら耐えて相手の息切れ(手札やEPの枯渇)を待てば勝てます。

 ここまでくれば、もう上級者といって差し支えないでしょう。
 「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」です。

おすすめ記事

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
 最後に、次に読むのにオススメな記事をいくつか紹介します。

■カードの入手方法
 まずは、「カードの入手方法」です。デッキを作るために効率よくカードを入手する方法を説明しています。リセマラは必要ありません。

■ リーダー別デッキ一覧
 次にオススメなのが、「リーダー別デッキ一覧」です。ここでは各クラスの代表的なデッキや、それらの強さ、そしてデッキの特徴などを説明しています。個別のデッキ解説ページに飛べば、マリガンなどのより詳細な解説を見ることができます。

■ 各クラスの特徴
 また、クラス選びで迷っている方には「各クラスの特徴」もオススメです。たまにクラスの特徴とは異なる特徴を持つデッキもありますが、自分に合ったクラスを探すヒントになります。

■プレイのコツ(基礎)、用語説明、対面別コツ、ケアカード一覧
 もっと強くなりたいという方は、「プレイのコツ(基礎)」や「用語説明」を、具体的な戦術を知りたいという方は、「対面別コツ」や「ケアカード一覧」を見るのがオススメです。

■おすすめ設定、データ連携方法
 最後に、「おすすめ設定」と「データ連携方法」も確認しておきましょう。設定では、画質や音量の調整だけでなく、バトルに必要な情報をよりわかりやすく表示させることができます。また、データ連携をしておくと、もしデバイスが壊れてしまっても、データを復元することができます。

 それでは、よきビヨンドライフを!!

脚注

  1. 手札枚数の上限は例外なく9枚です。手札が9枚の時にドローすると、手札に加わるはずだった10枚目以降のカードは捨てられてしまいます。これをよく「手札が燃える」といいます。一応、捨てられたカードの枚数分だけ墓地の数は増えますが、燃えたカードは破壊されたフォロワーとしてカウントされるわけではないので、リアニメイトすることはできません。 ↩︎
  2. 場の上限枚数は例外なく5枚です。自分の場が5枚の時はフォロワーやアミュレットをプレイできません。ファンファーレやスペル等の効果で場に6枚以上のカードが出ようとすると、6枚目以降のカードは消滅してしまいます。 ↩︎
  3. 旧シャドバの制限時間は90秒でしたが、今作では短くなりました。「進化モーション中はタイマー停止」などの救済策の有無については、2025/06/16現在、不明です。前作と同じであれば、そのような救済策はありません。 ↩︎
  4. 「プレイする」とは、コストを払ってカードを使うことです。このゲームでよく出てくる用語の一つです。例えば、「このターン中にプレイした枚数が2枚以上なら、~」といった効果をもつカードがあります。この場合、0コストのカードを使った場合も、0コスト払ってカードを使った(=プレイした)という判定になります。 ↩︎
  5. 旧シャドバのマリガンは3枚でしたが、今作では4枚になりました。 ↩︎
  6. 旧シャドバでは、後攻1ターン目のみターン開始時のドローが2枚でしたが、今作では先行と同じ1枚になりました。 ↩︎
  7. 有利トレードしなくてもよい場合について、例えば、自分が序盤から疾走フォロワーを投げ続けて早期決着を目指すデッキであったり、相手が後半になるほど強くなるデッキであったりした場合は、相手の盤面を無視して相手リーダーにダメージを与えていった方がよいケースもあります。逆に、自分がOTKデッキ(ワンターンキルの略。何らかの準備をして、一ターンで一気に20点以上出すデッキ)の場合、不利なトレードでもよいのでひたすら盤面を処理し続けて、自分のリーダーがなるべく傷つかないようにしてOTKのターンまで耐えた方がよいケースもあります。 ↩︎
  8. 旧シャドバでは、後攻のEPは3つありましたが、今作では先行と同じ2つになりました。 ↩︎
  9. ファンファーレによる進化など(いわゆる「自動進化」)は、進化可能ターンより前から可能です。「EPを消費せずに進化できる」などと書かれているフォロワーは、進化可能ターン以降でないと進化できません。 ↩︎

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